社会人というスーパーマン

社会人基礎力ってあるじゃないっすか
「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」(経産省からコピペ)

○前に踏み出す力(アクション)
一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
・主体性:物事に進んで取り組む力
・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
・実行力:目標を設定し確実に行動する力

○考え抜く力(シンキング)
疑問を持ち、考え抜く力
・課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
・計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・創造力:新しい価値を産み出す力

○チームで働く力(チームワーク)
多用な人々とともに、目標に向けて協力する力
・発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力:相手の意見を聴く力
・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性:社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

経産省より文字起こし)

これが社会人基礎力です
これほど多くの自称他称社会人がおられるのに社会人基礎力を感じない自称他称社会人や社会のシステム、ルールが多いのは気のせいでしょうか

社会人というあやふやな言葉の必要条件である社会人基礎力というあやふやな言葉のそれぞれの力はどれもあやふやです
あやふやの上にあやふやを塗ってあやふやで塗り固めた感じです

「基礎」って何でしょうね

大辞林 第三版の解説
きそ【基礎】
①物事が成立する際に基本となるもの。 「 -を固める」
②建築物の重量を支え,安定させるために設ける建物の最下部の構造。地形(じぎよう)・礎石・土台など。

このことから社会人基礎力は社会人の必要条件であることがわかりますね


経済産業省は、大学生がゼミ・研究室単位で、授業を通じてどれだけ社会人基礎力が伸びたかチームで発表し、その成長度合いを競う「社会人基礎力育成グランプリ」を開催しています。(経産省よりコピペ)

つまり社会人基礎力は大学で身に付けるものらしいですね
このことから大学生そのものは社会人基礎力がない=社会人ではないということがわかります

ちなみにこのグランプリですがなんと近年、学生目線が高評価のようです
例えば2015年は
受賞のポイント:学生の視点を活かしながら、1812社の取組をデータベース化するという難しい目標に対して、高いモチベーションを維持し、達成したことが評価されました。また、個々の強い想いを活動に反映し、困難を乗り越えたことが社会人基礎力の育成に繋がりました。
2014年は
取組内容:化粧品メーカーと連携して商品開発・販売協力に取り組むことにより、専門知識を活用し、社会貢献と社会人基礎力の向上を図ることができた。具体的には、学生目線での商品を考え、裏づけ調査を実施することにより、企業に説得力のある提案を行った。その結果として、同社の若者向け新商品として採用され、その販売先の温浴施設のみならず、 旅行会社の協力を得て、観光都市の観光協会にもプレゼンを行うことで、温泉と健康美容の総合地域活性化プランに採用される成果を上げた。
2013年、2012年は読むのめんどいんで流しましたが学生目線という特別な記述はなかったです(消費者が学生だから学生目線というものはあった)

社会人とは何だったのか



ついでに、みんなが大好きなスティーブ・ジョブズですが、彼は◎>△>×☓の三段階評価で
◎・主体性:物事に進んで取り組む力
◎・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
◎・実行力:目標を設定し確実に行動する力

△・課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
◎・計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
△・創造力:新しい価値を産み出す力

◎・発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
☓×・傾聴力:相手の意見を聴く力
☓×・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
△・状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
☓×・規律性:社会のルールや人との約束を守る力
◎・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

こんな感じです
アフィリエイトなら下にスティーブ・ジョブズの伝記が出るはずです
めっちゃAppleスティーブ・ジョブズを持ち上げていてきもちわるかったです
自分としてはスティーブ・ウォズニアックの方が好きです