こう見えて元剣道部やねん

語先後礼(言先後礼)に違和感を覚える
心技体が揃っていないということかもしれない
剣道には気剣体の一致と残心が求められる
礼という体の動きより先に言葉が出る、言葉の後に礼というちぐはぐさ、用意されていた感
「誰に向かって言っているんだ」論があるが、礼という体の動き上仕方のないことだと思う
礼という動作によって言葉の端が聞こえにくくなるのはもしかしたら、儚さや畏れおおさを表現しているやもしれない
はっきりと伝えるよりも、強者・権威者・畏怖される者・尊敬される者の前ですぼみ消えゆく感じが礼なのでは
語先後礼、先の語と後の礼を同格にするよりは、先の語と後の礼を別物にした方がまだわかる
つまり「お願いします」や「ありがとうございました」という言葉とは別に、「失礼します」という気持ちが礼として出ているような
そういう礼には違和感を覚えないかもしれない